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母なる地球、ガイアとの対話⑥～地球の生の音～

2011/10/31

ガイアさん。正直、まだあなたの存在について、はっきりと理解することができていません。あなたはどのように存在しているのですか？

私は地球の根源的な意識です。
太古から宇宙が与えてくれた地球の意識として、本来与えられたシステムと地球を運営する役割を持っていて、地球の全体的なレベルでの行動を決定します。
人間には無意識もありますが、本性もありますよね？その人間の本性に近い概念です。



ちょっと難しいですね…もう少し簡単に説明してくださりませんか？

ある星が形成されると、その星を担当する意識が付与されます。
人間が誕生するときに霊と魂が天と地によって与えられるのと同じように、星もまた生命体として、そうした目に見えない役割をする意識体があると思ってください。
おそらく物質的な世界に慣れた方々は、理解しにくいでしょうが、世界のすべての生命体と万物は魂と霊があるのです。
それだけが持った歴史、それだけが持った気運（オーラ）のようなものです。

無生物も同様です。
人間や動物だけが感情や魂を持っているのではないことを理解すれば、世界の全てのものと交感したり疎通したりすることができます。
見える世界と見えない世界が共存していることが宇宙であり、また、ここ地球も同じなのですから。



ガイアさん、あなたはいつ生まれたのですか？あなたの年齢が気になります。

私は500億年前に宇宙の徹底した計画によって生まれた星です。
星の生成は多様な過程を経ますが、地球という星は偶然生成された星ではなく、宇宙の様々な存在たちによって計画し作られた星です。だから、こうして精巧に動いているのです。
地球のメカニズムを見れば、ただ偶然に作られた星ではないことが理解できるでしょう。



では、科学者たちはなぜ地球の年が45億年前だと言うのでしょうか？

現在の地球の科学は、非常に狭い領域と視角によって成り立った仮説を根拠としています。
一つの仮説に、また別の仮説を合わせた形式になっていて、一つの仮説が間違っただけで、他の多くの仮説も真実ではなくなってしまうのです。
地球の年齢を性格に知っている科学者は現在にはいないでしょう。
隕石や岩石を分析し(45億年だと)そう主張しているのですが、実際の私の年齢は私が知っています。
地球はとても古い星です。生命体が生まれて死んで、再び生まれて死んでを繰り返し、多くの過程を経てきた星ですが、そうしたすべてのことが宇宙の関与によって起きてきたことなのです。



あなたの最初の姿は、今とはかなり違うのでしょうね？

初めに地球が誕生し生命体が住む星になるまでは、原始的な星としてしばらく過ごし、生命体が誕生できる条件を長きに渡って作ってきました。
星自体も進化をするのですね。



あなたの話を聞いていると、意識がより広がっていくように思います。
誕生した時から今まであなたが生きて来たとことは、人間の観点から見れば途方もない時間だと思います。
あなたにとって時間とはどんな意味を持っているのでしょうか？

時間とは流れであり、また、変化すること自体が時間です。
人間の観点からすれば長い時間でしょうが、私と宇宙の観点では時間はかなり主観的なもので、時によっては瞬間であり、刹那にもなります。
500億年の時間という長い時間は、多くの変化を起こした時間でもあります。だから私は地球という生命体として存在しながら、終わりない進化を望んでいるのです。
存在することが意味を持つというより、なぜ存在するのかを知るために生きて来ていて、惑星としての進化を目の前にしているのがまさに今です。



あなたの話が深まってきましたね。あなたも私のように生きて感じる意識があるのに、多くの人々はそれを知らずにいるのですね。

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