大きくする 標準 小さくする
  • トップ
  • NEWS
  • アメリカを地震、ハリケーンが襲う理由

アメリカを地震、ハリケーンが襲う理由

2011/09/10

 






先月、大型のハリケーン「アイリーン」がアメリカを襲いました。

幸いニューヨークなどの大都心には壊滅的被害は出なかったものの、史上初の都市避難命令が発令され、被害額は10億ドルを超えると試算されています。








「2011年と2012年は、地球が最後の渾身の力を込めて浄化作用を起こす期間になります。

昨年起こった干ばつと洪水は、もっと酷くなりますし、突然の地震と、それに伴う津波が海岸地方のあちこちを飲み込んでいくでしょう。

昨年にも世界中で被災者がたくさん生じましたが、今後それよりも数十倍の被災者がでるでしょう。」







自然災害の原因として、地球が直面している変化が指摘されています。
人間があまりに自然を顧みない生活を送るため、地球はこれ以上呼吸ができないような状態にまで至ってしまいました。

人間の行いによって、地球が深刻な風邪にかかってしまっているのです。



人体に五臓六腑があり、それぞれがそれぞれの役割を持ち、それによって全体の調和がとれているように、一つの生命体である地球もまた、臓器と同様の役割を持つ部位をいくつか持っています。

それがすなわち、各大陸です。



北米は、肺のような役割をしています。
実際北米は気運を担当する肺のように、現在の物質世界の流通の主導権を握っています。

また、新しい物質世界の流れを創造し、世界のあちこちに供給する役割を持ちます。
肺は最も上に位置する臓器として君臨しており、「地球に対し、指導し、保護する立場」という役割も持っています。

すべて北米地域が果たすべき「本来の」役割です。


アメリカは産業資本主義の中心として活躍していますが、その過程で、地球を破壊する先導者的な役割も担っていることは、多くの方が知っている事実です。

原住民を迫害し、生物多様性を破壊し、動物を虐殺し、人間に害を及ぼすと知りながらもGMOに依存し、温暖化を阻止するための世界的な条約もそれを認めず無視するなど、地球を指導し保護するという本来の役割を忠実に務めているというよりは、むしろ職務を放棄していると言えます。



そんなアメリカは、今年と来年に地震と津波、ハリケーンなど、巨大な被害を被ると予測されます。

先日発生したワシントンの地震は貪欲さと無知に対する最後の警告であり、自然災害が本格的に始まることを意味しています。



地球が苦境に立たされている事実は知っていても、大部分の人たちは、現在の地球温暖化の影響が深刻化するのは遠い未来の話だと思っています。

しかし、地球が加熱され、地球自身、これ以上自然災害を抑えておくことは難しい状況です。


迫り来る自然災害は、個人と政府がどれほど目覚め、今後どう行動していくのかによって様相が変わっていくでしょう。

まず、政府は物質主義の消費思考的生活方式から抜け出し、自然、すなわち河川、森、動物たちを保護する政策をたてなければなりません。

そして個人は毎日使用するエネルギーを減らすため、できる限りのすべてのことを実践していかなくてはなりません。

有機農栽培のもの、フェアトレードの商品を買うようにし、自身がたべる野菜は自分で直接育てなければなりません。

肉類は食べる量を減らし、ゴミも減らさなくてはなりません。

最後に、この話を他の人と共有し、より多くの人たちが現在の地球の危機的状況に気付き、意識と生活スタイルを変えていくように働きかけなくてはなりません。

なぜならば、人間の利便性のためだけに、自然と動物に対しおこなっている行為は、万物が共存し運行される宇宙の根本原理にそぐわない不正であるためです。

twitterで共有